新着情報 お米の価格上昇の原因と今後について
お米の販売価格値上がりについて
値上がりの原因
・お米の消費需要の増加
・生産量の減少
が主な原因と考えられています。
需要と生産量の各年の比較は、画像を参照ください(農林水産省のHPより抜粋)
お米の需要の増加
・お米は太る、健康に良くないと言われていたことが、間違いだったとわかり、消費量が増えてきている
・コロナ禍の消費減少がもとに戻った、観光客の増加による消費量も数年間で増加傾向です
生産量の減少
・農林水産省の政策により、田んぼを潰すと農家へ奨励金をつけるということを行った結果、
田んぼを手放す農家が増加したため、お米の総生産量の減少
昨年の「令和の米不足」も上記のことが原因となり、需要に対して供給量が不足したために起こった米不足でした。
それに加え、備蓄米の放出を行わなかった影響により、供給量が不足してしまった状態が、改善されることもなかったわけです。
次に、価格の変動がこの先どうなるか?
まず、備蓄米の放出が行われるかが一つの要因となります。
放出がされないため、現在 価格は急上昇を続けています。
(放出すると、農家の田植えや生産意欲などに影響が出てしまうため)2025年6月ごろまで放出はしないだろうと考えています。
そして、6月以降の令和7年産の収穫量が見えてくる9月頃までに、備蓄米が放出されれば 米の価格は価格上昇にブレーキがかかります。
今後 お米の価格が落ち着くには?
現状、米農家の95%は、赤字となっています。
そのため、そこを助ける政策なども必要となっていきます。
今後、食糧危機という状況に陥らないためにも、米問題・農業問題もふまえて、今年の参議院選挙も重要な分岐点となります。
今回の米不足・価格上昇の原因は、災害や気候が原因ではなかったため、今後の予測は一切わかりません。
備蓄米の放出・田んぼの減少の解消・米農家さんへの政策が、今後のお米の価格の安定を左右していくところだと思います。
今後もおそらく値上げ傾向は、ほぼ変わらない状況かもしれません。
現在、毎週 近隣の販売価格なども調べつつ、価格改定を行っております。
今まで、こんなに頻繁な価格改定を行った経験もない事態であることもご理解いただけたらと思います。